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「まずやってみよう!」の声に背中を押されて。STORES のオペレーションズ・ロジチームの仕事

STORES 決済 と言われてまず思い浮かべるあの小さな端末。それがオーナーさんの手元にスムーズに届けられている裏側には、ビジネスオペレーションズグループのロジチームの仕事があります。今日お話を伺うのは佐々木美樹さん。クレジットカード会社を経て入社したSTORES で、どんな仕事をし、どんな壁を乗り越えてきたのでしょうか。「緊張しています!」と取材にきてくださった佐々木さんに、たっぷりお話を聞きました。

PROFILE
佐々木美樹さん・・・オペレーションズ部門/オペレーションズ本部/ビジネスオペレーショングループ/ロジチーム
2019年4月入社。オペレーションズ本部 ビジネスオペレーショングループ ロジチームに所属。プライベートでは2児の母。日曜日に1週間分の晩ごはんの献立を考えるのでスーパーは週1派です。重いものは宅配で。

億単位の決済端末のロジスティクス

──STORES Peopleのインタビューへようこそ! まずは佐々木さんのされているお仕事について教えてください。どんな業務内容なのでしょうか?

私が所属しているのは、ビジネスオペレーショングループの中でも、ロジチームというところです。そこでは STORES 決済の決済端末に関わるロジスティクスを行っています。

──決済端末というと、お金を払う時にカードを差し込んだり、ピッとかざすものですね。

そうです。その配送、レンタル、保証、在庫管理などがロジチームの仕事です。チームは現在4名で、私はリーダーとしてメンバーの目標管理や、定常業務の管理を行っています。また、新しい業務フローを構築するのも私の仕事です。

──担当する仕事が広範囲ですね。

さらに、あの決済端末は、1台あたり2万円近くもするんです。大切で高価な端末をきちんと管理するのは、時にはプレッシャーもかかる仕事です。倉庫にある決済端末は、価格にすると億単位にもなるんですよ。

──「億」ですか!

そうなんです。今、それを保管する倉庫の移管をしていて、「5億円の引越しだ」と思うと少しプレッシャーを感じます。無事に移管が済んだら、これまで社内でやっていた作業を倉庫にお願いできるようになるので、ベストな方法を考えつつ、社内のメンバーと協議を重ねて頑張っているところです。

──すごいですね。これまでも、オペレーション関連の仕事をされていたのでしょうか?

いいえ。私は STORES 決済 の前身であるコイニー株式会社が2社目で、その前はクレジットカード会社で働いていました。商業施設の中などに構えたカウンターで、カードにまつわる手続きを行っていたんです。

──カウンターでお客様とお話しするお仕事、楽しそうですね。

そうなんですよ。先輩や同僚にも恵まれて、楽しく働いていました。11年も働いたくらいですから。お金に関わる仕事なので楽なことばかりではありませんでしたが、辛い時に慰め合ったり、プライベートで遊んでくれる先輩や同僚にも恵まれたりして、みんなで成長している感覚がありました。

初めて入った STORES のオフィスは、自然な雰囲気が不思議と似ていた

──そんな職場を変えようと思ったのはどうしてなのでしょう。

入社して10年が経った時、自分にできる仕事を増やそうと、社内で異動願いを出しました。そこで法人営業というポジションを用意していただき、改めて自分のキャリアと生活環境について考えました。私には一歳違いの子供が2人いて、この年はちょうど上の子が小学校に上がるタイミング。土日に休めない仕事ではなく、違う環境に目を向けてみようと思ったのです。

そこで、社内報で見たことがあったコイニー株式会社を転職情報プラットフォームで探して、「興味がある」ボタンを押してみました。それから社内で行われているイベントに誘っていただいたのが、 STORES に足を踏み入れたきっかけです。

──当時の印象はいかがでしたか?

緊張しながら訪れたオフィスでしたが、ドアを開けた瞬間に「今いる会社と雰囲気が似ているな」と思ったのを覚えています。昭和から続くクレジットカード会社に似ているというのは不思議かもしれませんが、自然でオープンな人の感じが似ていたのです。

オペレーションの仕事にも興味がありました。クレジットカード会社にはしっかりした管理システムがあって、手続きはボタンひとつで行えます。誰にでもわかるマニュアルが小さな仕事にも用意されているのが当たり前の環境にいた私には、今まさにそれを作ろうとしているという会社の状態や仕事が面白そうだと思ったのです。暦通りの休みがあり、希望すれば時短勤務ができるのも魅力でした。

──実際に入社してみて、ギャップはありましたか?

ギャップはありませんでしたが、驚きはたくさんありました。ずっとWindowsだったパソコンがMacになったのにも驚きましたし、マニュアルや研修がない状態で誰かに何かを教えるのも初めてでした。入社したばかりの頃は「何もできなくて申し訳ない」と落ち込むこともありましたが、その度に「でも、今日はこれを教えてもらったから大丈夫」「これができるようになったから大丈夫」と自分に言い聞かせながらはたらいていました。

──すごいですね。そうやって乗り越える方法は、もともと体得されていたのですか?

前職でさまざまな人と、色々なことを乗り越えてきたので、人と関わることをエネルギーに変えるコツを知っているのかもしれません。先輩に仕事で大切にしていることを教えてもらって自分のエネルギーにしたり、困った時、尊敬する上司ならどうするかを想像して参考にしたり。

それから、マネージャーの赤峰さんや大久保さんが丁寧に仕事を教えてくれたことも大きな助けになりました。エンジニアさんとコミュニケーションをとる時に壁打ち相手になってくれたり、初めての専門用語だらけでわからなくなってしまった時に丁寧にやり方をおしえてくれたりしたんです。もう、足を向けて寝れないです。

──以前のインタビューでもそういうお話を聞きました。チームの雰囲気もとっても賑やかだとか。

そうなんです。10人を超える大所帯のチームですが、みなさん前向きでチャレンジ精神に溢れていて。初めてのオペレーション構築で難しいことがたくさんあるはずなのに、みんな楽しんで仕事をしています。チームで何かを達成して、喜んでもらえたり褒めてもらえるととっても嬉しい。「ひとつ壁を乗り越えたから、次も頑張れそう!」とやる気が出ます。

大きな不安を乗り越えた輸入プロジェクト

──これまでに手がけられたお仕事で、特に大変なものは何でしたか?

決済端末の輸入です。端末の単価が高いので、それを輸入する時には億単位のお金が出て行きます。金額が大きいので、取締役会の承認も必要です。その規模の輸入を、端末の在庫調整をしながら一番いいタイミングで行うのは大変でした。

綿密なスケジュールを組んで輸入を行ったのですが、円安の影響で費用がとても高くなってしまったこともありました。輸入対応を経験したことで、経理や経営企画の方と話す経験を得られましたが、正直に言えばとてもストレスのかかった時期でした。

──どうやってその仕事を乗り越えたのでしょうか?

業務そのものは、周りの方の力を存分に借りました。関係する部署のみなさんだけでなく、マネージャーの赤峰さんには1on1の時に業務の不安なことをお話して、整理していただいて。気持ちの面で不安なことは、文字にして書き出していました。この方法、けっこう効果があるんですよ。理由のない不安はそれで解決できますし、書き出してポイントがわかれば、誰かに相談できますから。

「まずやってみよう!」が聞こえる現場

──佐々木さんからみて、STORES はどんな会社でしょうか?

色々なことにチャレンジしている会社だと思います。事業内容や会社全体の雰囲気はもちろん、実際に現場で「まずはやってみよう」という言葉をよく耳にします。そして、そのチャレンジを、多様なメンバーが実現しているのが STORES らしい。みなさんいい意味でこだわりや個性を持っていて、それを周りも受け入れている。初めてのメンバーとお話しする時にはesaに書かれた自己紹介を見に行くのですが、趣味や前職、やられている活動などが個性的なんです。

──こだわりや個性がある方が、それを活かせる会社、ということですね。

そうですね。「会社の雰囲気に合わせていればいいや」という考えだと、居心地が悪いかもしれません。私は、自分の得意なこと、不得意なことがわかっている方と一緒に働きたいと思います。得意なことをアピールして、不得意なことは助け合えるのがチームですから。

──不得意なことがあってもいい、というのは安心感があります。

できないことを無理やり得意にする必要はないと思うんです。隠さないで教えてくれれば、誰かが助けてくれますから。それより、お互いにそれがわかった上で一緒にチームを作りたいですね。

──最後に、佐々木さんがこれからやりたいことを教えてください。

私にとっての未来は、だいたい3年後くらい。子供がいると、3年スパンで考えるようになるものなんです。次の3年で、今進めている倉庫の移管を終わらせて、配送まわりをよりスムーズにしたいと思います。その上でしっかりしたロジチームの基盤を作りたい。

ロジチームは、今年独立したばかりで、ようやくスタートラインに立ったところです。今いるメンバーが自走できる状態になるまで、とにかく走り続けたいです。そうそう、プライベートで自分の時間を作るのも、忘れずに実現させたいですね。

(写真・文:出川 光)

佐々木さんのお気に入り:STORES ECのSOLSOLSEOUL
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