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プロダクトマネジャー

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STORES のプロダクトマネジャーに関する記事をまとめたマガジンです。
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#heyinc

マルチバーティカルSaaSの難しさと面白さ

こんにちは。宮里(@miyahirok)と申します。ヘイ株式会社(以下、hey)で STORES 予約 のプロダクトマネージャーをしております。 早いものであっという間に2022年も折り返そうとしております。 2021年末にプロダクト開発サイクルを可視化した話についてnoteに書かせていただきましたが、この半年間でプロダクトロードマップの策定・共有プロセスを透明性高く運用できるようになってきたことに加え、中長期的な事業・プロダクトの目指す方向性についても多く議論をしてきまし

heyのプロダクトマネージャーに関する情報まとめ

heyではオーナーさんの課題をより早く、より多く解決するために、プロダクトマネージャー(以下PdM)を募集しています。heyのPdMってどんなことをしているの?どんな人がいるの?を知ってもらうために、heyのPdMに関する情報をまとめました。 更新履歴 2022/04/05 公開 heyのPdMご紹介資料 hey BOOK for PdM heyにおけるPdMの役割 2021/2/5に開催したheyTalkにて取締役CPOの塚原が話した内容です。 クライス&カンパニー及

社会にとっていいプロダクトを作れるから。私がheyでPdMをやる理由

heyのリテール事業部門のプロダクトマネジメント本部でPdMを務める松栄 友希(まつばえ・ゆき)さん。キャリアの軸にしているもの、そしてこれからの仕事などについてお話を聞きました。 人の気持ちの動かし方を知りたくて ──今日はこんな質問から始めてみたいと思います。小さい頃の夢は何でしたか? 実は私は幼い頃から持病があって、小さい頃は3ヶ月に一度はレントゲンを撮らなければいけない生活でした。小学校高学年から中学にあがるまではその治療のために見た目が明らかに他の人と違ってい

オーナーさんの声に耳を傾けながら、未来のプロダクトの姿を描く。heyのPdMの仕事

プロダクトマネージャー(以下、PdMと表記)とひとくちに言っても、会社や組織によって仕事の内容も期待されている役割も異なります。今回は、最近heyに入社したPdMの淺田純史(あさだ・じゅんじ)さん、宮里裕樹(みやさと・ひろき)さんにお話を聞きます。 heyを選んだそれぞれの理由 ──今日はheyでPdMを務めるお二人に集まっていただきました。早速、自己紹介をお願いします。 宮:STORES 予約 のPdMをしている宮里です。 淺:STORES プラットフォームのPdM

なんで予算を達成しなきゃいけないの?

heyで STORES の事業責任者をしている御守(オンモリ)@OnMorikです。プロダクトマネージャー組織のマネージャーからプロダクト責任者を経て現在に至ります。特技は予算達成。 この記事では「なぜ予算を達成しなきゃいけないの?」という疑問に対する答えについて書きます。この疑問をクリアにしておくことで、周りを巻き込んでプロジェクトを進める際に使いがちな「予算達成のために協力してください」というフレーズを、自分の言葉で、自信を持って、迫力を込めて言いやすくなります。(he

プロダクト開発サイクルを可視化し、プロダクトマネジメントの民主化を目指す話

この記事は"プロダクトマネージャー Advent Calendar 2021"の21日目の記事です。 こんにちは。宮里(@miyahirok)と申します。ヘイ株式会社(以下、hey)で STORES 予約 のプロダクトマネージャーをしております。 STORES 予約 は、heyが2020年7月にグループ化したCoubic(クービック)が前身であり、様々な業種のサービス事業者さま(heyではオーナーさんと呼んでます)にオンラインでの予約管理・決済・顧客管理のシステムとして利

「数値」を「絵」にして人を動かす技術

heyで STORES の事業責任者をしている御守(オンモリ)@OnMorikです。プロダクトマネージャー(以下PdM)組織のマネージャーからプロダクト責任者を経て現在に至ります。特技は予実を外さないこと。 この記事では「数値」を「絵」にすることで自分の考えを伝え、人を動かす技術について書きます。(プロダクトマネージャー Advent Calendar 2021 の10日目です) WHYは具体的にどう伝えるのか「PdMはWHYに責任を持つ存在」だとよく言われます。「なぜこ

STORES レジ リリースの舞台裏〜はじまり編〜

先日リリースを迎えたSTORES レジ。その舞台裏ではどのようなことが起きていたのでしょうか。全4本にわたるシリーズでSTORES レジのお話を聞いていきます。第3回目は、このSTORES レジができたときのお話。CPOの塚原文奈(つかはら・あやな)(以下、塚)さん、デザイナーでありSTORES レジのプロダクトマネージャーである井出 優太(いで・ゆうた)(以下、井)さんにお話を聞きます。 *この記事はhey designers night vol.4の対談内容の再編です。

予約のデジタル化がオーナーさんのお商売そのものを変えていく

STORES 予約 のプロダクトマネージャーをつとめる西岡大揮さん。STORES 予約 についての立ち上げから未来までを聞いた前回に続き、その現在地を聞きます。 STORES 予約 のプロダクトマネージャー ──現在のお仕事について教えてください。以前は STORES のプロダクトマネージャーでしたよね。 そうです。去年の12月頃まで STORES で同じ仕事をしていました。その後heyに仲間入りした STORES 予約 に移りました。 ──仕事はどのようなものなので

hey初のPMイベントを開催しました!(質問への全回答&資料共有あり)

heyでSTORESのプロダクトオーナーを務めている御守です。去る2月25日に、heyとして初のPM向けイベント「"hey Talk" Product Manager」を開催しました。第1回のテーマは「データ分析を活用したプロダクト開発」。CPO塚原をはじめとしたPM陣に加え、hey1人目のデータアナリストである西村も登壇しました。 このnoteでは、当日答え切れなかった全質問への回答、参加者の方々の反応、当日のスライド資料、などを紹介しつつイベントを振り返ります。(※ 後

「簡単に使い始められて、安心して使い続けられる」。プロダクトオーナーが語るSTORES 決済 のコアバリュー

heyのプロダクト部門、プロダクトマネジメント本部で STORES 決済 のプロダクトオーナーをつとめる谷塚 憲三(やつか・けんぞう)さん。大企業からベンチャー企業の世界に飛び込み現在にいたるまでのお話と現在のお仕事についてお話を聞きました。 大企業人材会社からベンチャーに飛び込み受けた衝撃 ——これまでのキャリアからお伺いしたいです。最初はベンチャー企業ではなかったとか? はい。新卒で大手化粧品メーカーに入社し、その後大手人材会社に入社しました。職種は両社とも営業職で

人生を支えるサービスだから絶対終了させない。プロダクトマネージャーがみるSTORESのこれから

STORESのプロダクトマネジメントをしている御守一樹(おんもり・かずき)さんに話を聞きました。STORESの現在地とこれから、そしてその強い思いの原体験を語ってくれました。 ロボコンとプロダクト開発は似ている? ——前職もIT企業にいらしたということは、もともとITが好きだったのでしょうか? 「それが全然違うんですよ。新卒で入った前職は大学時代にお世話になった人に誘ってもらって入ったんです。」 ——他の企業は全く考えずに? 「そうなんです。実は大学時代はロボコン*に